あしあと

 山の上にある金ケ崎の道場

【某日】レントゲンを想像して「指」の範囲を理解し小指無名指を絞る。正確には掌における二つの谷による。特に左半身において指に引っ掛ける傾向が出やすい。片手遠間打ちのさがった時の右手など。
腕全体の質量は重い。
1の素振りが柄頭を呼吸で押す形だとすると5の素振り(右→左)においては右回外 左外転+内旋しないと理が一致しない。
崩すきっかけを作り委譲させる?
股関節は胡坐をかく方向が可動域。フルに使うには前額面中央に常に中心がないと偏る。
臍で結べ→臍を中心(起点)として柄頭に糸を結う。その長さの直線距離を最大とした場合可動域は円(球)となる。その起点意識が臍から背中(真後ろ)になるだけでもまるで変わる。


【某日】直突き・・・尖端から起こらない為に股関節から(浮身)。前額面中央を中心として(正中)相互に骨盤を使い無足にて推進。※基本的に可動部からは動かない。加速度運動は禁忌。
返し突き・・・徹底的に知能線の左。体に沿って手繰る杖を実現するために右胸の折れと股関節の抜きはリンク。尖端は最短最速で到達が原則。
後ろ突き・・・右胸の折り。左手で突く気持ち。一文字腰。半端は×。
突き下段返し・・・前額面中央基点。さがり足の右着地は直で股関節。左腹斜筋は縮める。右は伸ばす。正中飛び出さない。右胸の折れで引き落とし。下段へ正拳。上段返しのイメージで右肩甲骨を浮かせ体幹と分離しつつ肘をたたむと窮屈さはやや解消されるか?
突き上段返し打ち・・・とにかく踵。上段に差し上げた時に左半身での打ち込みが容易にできる。頂点に振りかぶった時は首、顔、上半身は敵へ。打ち込みの継足で左足が奥まる場合の解消(簡易)。前額面中央の意識。自身の前(右)膝へ向かって振り下ろすイメージ。


【某日】打ち込み・・・下っ腹の引き上げは肛門の締めと骨盤後傾。着地は股関節にダイレクト。
下段返し予備動作・・・真下へ重心を下げつつの同様の身体操作。
面打ち後ろ突き・・・残身は右半身打ち込みと同じ形。左手で突く気持ち。
片手下段返し・・・どこを切っても前額面中央。払いは右胸の折れが肝。
片手八の字返し・・・同様の中心意識。右胸の折れと割れ。正中は常にまっすぐ。
完全停止。真っ向の崩しなど、仕手が方向を探している間、受けは崩せる。隙だらけ。一番良い形になるために寄りかかりや圧迫を気取られない程度で取り込むよう作る。密着とも言い難い。胸の消し。いわゆる構え。


【某日】八相返し後ろ突き・・・一つ調子。全て同時。全て一緒とは区別。右胸の折れでパタン。両手とも感情の谷。
八相返し後ろ打ち・・・左手頂点。杖は背中へくっ付く。残身は上下半身相混ざらず。上半身の状態により左構え杖の突き。右半身打ち込み。相通ずる。遊びは全て取る。
八相返しは特に4教ポイント固定で谷と谷を移動。右胸は割り左胸は折る。全て胸の動き(上下開閉)。0→100.。末端からは×。
八相返し後ろ払い・・・残身は両手とも生命の谷。胡坐から導かれる股関節意識と中央の基点。


【某日】左流れ返し打ち・・・転化は右肘をそのままスライド。肩甲骨外転。右足踏み込みで矢状面屈曲。首先行で後方へ注目。頂点への振りかぶり。コンパス×。腕全体を大振りせずコンパクト&直線&最短&右胸の割れ。
右流れ返し突き・・・転化は股関節と腰背部上縁の意識。右胸の割れから転化のプロセスで相手に対して左胸をピンニングし上下半身を混ぜずに撞木。矢状面屈曲から蹴らずに突く。
サイドキックするように踵から踏み出すのは股関節の可動域に倣うから故。2軸として動き右→左半身への打ち込み等は爪先の向きを意識的に転じる。


【某日】全局面において骨盤は相手に対して縦(矢状面上)にとる。直角斬りにおける展開も同様で元である中心部からセットする意識。
軸っぽくなる方の股関節は完全に捉える。全ての動きにおいていきなり全身が休まず動く。留守をさせない。各残身は完全停止。状況の逆転。常勝。完全停止が一番早い。


【某日】13の杖とりあえずの基本以前の前提。①基本通り。蹴らない。矢状面屈曲②サイドキック。爪先を転じるとき内側縦アーチを接する意識が肝。撞木の大事③蹴らない。腕の先から動かそうとしてもそれをもって相手の突きを弾く隙間がない想定で(※先を掴まれているイメージ)体の井桁のつぶし(胸の割れ折れ)で行う。双方生命線④小さな椅子に腰掛けるように。左胸の折れ⑤右胸の割れ。左胸の折れ。後ろからの突きをまずかわす。首が先行。コルセット禁止。0⇒10⑥八相の構えで骨盤縦位置のまま胸の割れで振りかぶる。その状態を制せられた時にぶつからず動ける。全部同時に動く矢状面屈曲&撞木の足を達成させるには両足のど真ん中を重心としてそこが着地するに合わせることで偏らず達成。振り下ろしは前膝に向かう⑦下段返しと同じ理屈。後方からの攻撃を弧を描いて払うのは遅すぎる。右手は杖の半分までスライド。左手は胸の割れで直線に引きつつ矢状面屈曲で弾く。その状態をベースに頭の位置を変えずに無足で足を踏みかえ骨盤は丸く捌き縦位置。残身の正中の基点は間違えない。両足の真ん中ではない。あまり前傾し過ぎずパタパタできること。⑧同じ⑨蹴らずにいきなり動く。両足中央の重心をそのままブレなくシフトさせるようにさがる。必ず半身。右胸は見せておく。左感情線。右生命線。一重身から半身に変化する際に能動的に上半身を捻ると後ろ足重心のへっぴり腰になりやすい。右胸を折れを上体の回旋主導で行う。外⇒内への右胸の折れでは一重身になりやすい。⑩両手の内は変わらない。双方同時に動作。片側主導ではぶつかる。制せられても動くように。頭の位置を変えずに無足で踏む。⑪0⇒10.制せられても動く。3点同時作用。左手で突く。右手頂点。両足中央シフト。⑫まず胸が落ちて状況を逆転。完全停止で完璧な基本の構え。⑬同じ


【某日】打ち込みは基本の教え通り左手がメインではあるが把持するポジション故。言葉に囚われると例えば右半身の際に左股関節矢状面屈曲と左胸の折れが逆行してしまい運動の作用として過伸展し相殺される。別々に同時が基本中の基本。どちらかが働きのメインにはなりえない。意味を思考すべし。
半身において相手に近い方の手で眉間を打ち砕くように撞木で出す。同側の胸を割ることで一文字腰達成が容易。撞木の足も然り。
手裏剣も遊びを取って無足&浮身で末端ではなく体幹部から稼働した方が良い。蚊を両掌で挟んで潰すのも起動としては同じ理屈。


【某日】内側縦アーチに割りばしを1本張り付けている感覚で動作するだけで矢状面屈曲は心持容易。


【某日】腸腰筋は指を動かすかの如く動かせないとダメ。随意筋なので。坐して坐らず。蹴り足の吸収を考えれば1の素振りから軸足が無足である必要性。つまり振りかぶった頂点で足の配りが50:50なら後ろ足を踏み出せる。偏っていれば居つくので無理。到底前足しか踏み出せない。


【某日】末広がりの直線で胸を割り逆をトレースして胸を折る。能動的に骨盤は真っすぐ。足は内側縦アーチを意識して卵を割らないように。股関節を正確に捉え歩法と同じく膝が足先より先行して踏み出す。その際前足は確実に鉛直にて踏む。膝から踏み出し足首より先行するには骨盤の縦軸に加え骨盤自体が大腿骨を押していくイメージでの後傾が必要。故に僅かな下っ腹の引き上げが肝となる。


【某日】矢継ぎ早に方向転換する際は視線の切り替えと脚部の内外旋が有用。直角斬の前足は鉛直を崩さない。玉袋に大腿の内側をくっつけない気持ちで前足爪先と奥足大腿の向きは真横へ完全一致。⇒矢状面屈曲がしやすく棚ケツ防止になる。骨盤の作用で臍下の引き上げにつながり大腿四頭筋がゆるむ。


【某日】下段返し予備動作でたたむ腕は胸鎖関節の上縁を狙う。4教ポイントは指で引っ掛けずに打ち込むためには重要。4,5の素振りなど鉛直順守だと蹴れない。NO小胸筋。肩甲骨ではなく広背筋。剣の上げ下ろしを含めた動作。ゆくゆくは消す。作用していることが傍目から確認できた時点でアウト。技と呼べるレヴェルになし。メロン農園は難しい。瞳が正面に来るように。蹴らずにしゃがむ。とにかく重心は高く持つ。足は軽く使う。リックドム。メロン農園でも難なくそれができることが最低条件。


【某日】真人は踵を以て息をし衆人は喉を以て息をする。黒い板の上のパーッと撒いた白い粉を鼻からストローで吸うときに、全て一粒残らず吸おうとすればストローはべったりと黒い板にはくっつけず、少し浮かして均等に吸わねばならない。足も同様。踵で呼吸する。踵は大切ではあるが意識しすぎると砂浜で踵のところだけ凹む。あくまで息をするだけ。


【某日】正面打ち入身投げなど、相手の腕を斬り落として入る動作において腕の力だけで行えば力みと硬さで自分の重心が浮いてしまう。しかし肩甲骨下部の意識と小胸筋を抜くことで相手が我慢したとしても相手の体ごと崩せる。
メロン農園をやり続けると杖の乗っているところがムズムズワナワナしてくる。坐っている時でもそのポイントをスカイフックさせると真っすぐに体幹が立つ。
剣の構えの段階で下っ腹の引き上げは忘れがち。一文字腰で骨盤後傾を意識しその実立てること。
腕、足の運用において肘、膝が稼働部の末端であるという意識付が肝要。それにより腕は頂点へダイレクトにストレスなく、足は撞木足にストレスなくシフトしていく。


【某日】4教は完全停止から極めていく。下っ腹の引き上げはイコール肛門の締め。不即不離。肛門の締めのみでは重心は高くならない。
肘同様打ち込み突き等の踏み込みは膝が末端である意識で矢状面屈曲。振りかぶりで骨盤が前傾したところを後限としてそこより後ろへ行かないよう後傾(下っ腹の引き上げ)で振り下ろす。
メロン農園ポイント1点をスカイフックの意識をもって常に動作する。シュワイジャオの鍛錬も骨盤後傾でやると可動域が違う。より楽になる。


【某日】手裏剣は肩甲骨周辺下部のポイントで指の溝が打つ方向に対して真っすぐトレースするように振りかぶり振り下ろす。その軌道は打点に対して直線。行きは肩甲骨に影響しても可。帰りは感覚としての達成感はなくとも肩甲骨を極力動かさないよう我慢して打つ。骨盤の作用は剣と同じ。重心を高く保ち蹴り足は吸収する。卍の型は手裏剣の重心を捉え理解し常にそこにテンションをかけつつ肘は完全に打点に向ける。挟んでいる親指が阻害しないように2指をもって重心を押してやるつもりで打つ。


【某日】用法の一つとして体捌きを一切体の裏側を指針として行う。メロン農園ポイントを順守すればバックアイズも角度的に問題はない。違和感も少ない。同様に背中や尻が見渡しているかのように真っすぐ捌けているかが肝要。
後ろ両手取りの四指を臍へ向ける際は剣の如く小指から。次いでそのままめくっていくように振りかぶりも可だが呼吸法と呼べるか?
半身半立四方投げは股関節をよくよく捉え膝行の際に軸足と反対側の腹斜筋の処理が大切。伸ばす縮める。丸める反る。アプローチする側の相手の肩甲骨が同時間で影響されるように遊びなく動いていくこと。自ずと方向が定まる。正面打ちについては相手の庇った手がおりなす肩の位置から既に遊びを取ってアプローチを始めることが肝要。

【某日】2教裏は脇構え。故に臍下引き上げによる骨盤後傾、前足股関節に乗っているが重心は上がる。
横面打ち1教などの斬りおとしも広背筋をもって行うべきか?
下段返しは内旋が重要。入身投げ然り。鎖骨がお辞儀するように先行。
抜きで相手の拠り所をなくす。⇒常に重心を高く保ち相手とのスウィートな間合いと自らの体幹の安定が必須。


【某日】掌屈は小指からが基本か?胸の割れと折れにおいて折って打ち込む際に胸の抜きは?
回転投げの準備動作も十字投げ同様最弱ポイントを完全に狙って屈曲させること。力は弱いところに集める。
鍛錬棒も下っ腹を引き上げて重心を高く保つ。しかし腰は低く。一見相矛盾する体制が肝要。


【某日】骨盤のやや後傾により縦に取り重心の移動なく(テンションの偏り)交互に足を浮かせるには(歩法含む)骨盤で大腿骨を押す意識で膝先行に加え、腰背部が張るほどのテンションが必要。
下っ腹の引き上げもだが感覚が養われるまではむしろ腰背部の張りを優先させる。サンプルとして柄の短い箒で床を掃く所作中に背面のアーチを維持したまま片足ずつ上げると足裏のテンションは然程変わらないのがわかる。
腰背部の目安はケツの割れ目の少し上よりも更に少し上。


【某日】肩甲骨を意識的に操る際に、裏側のみをメインに動かすより表(胸)側も一体という意識の方がよく(軽く)動く。その際小胸筋は切り離す。
抜き足差し足達成。足の均整化は突き詰めると鳩尾から足を上げる感覚。捉えようでは後傾とは鳩尾へ意識を寄せる作業も成分としては否定できない。
手裏剣は肩甲骨が引っかかってはダメ。打つべき1点に目附する。

【某日】右手親指は引っ掛けやすい。力が入るから。親指のムニュムニュをもって生命線で挟む。その際口伝通り小指無名指を締める。


【某日】左半身の打ち込みは形の特性上右手が引っ張られやすく、故に必要以上に締めてしまう。剣は左手で振ると初心で教わる意味を考え占めることが肝要。
4~7の素振りのように前股関節に乗る推進の動作は前側をつぶすのではなく、確実に尻の付け根中央から折れることで前傾する。
鳩尾を抜くことで剣を振り下ろすと骨格にまで作用する。つまり下っ腹が引き上がり骨盤は自ずと後傾する。
膕の状態を変化させないことで片足上げを達成する。50:0.


【某日】下半身固定の前後斬りにおいて、前側腹斜筋の縮めの意識でノーマルの素振りも行う。胸の抜きを先行させ、それに叶うように前足を踏み出す。
骨格に倣い振り下ろすと自然体としての前方へ剣が振れやすい。あくまで矢状面上(相手との対角線上)に向かう。
生命線から外れない為には人差し指軸で右手を回内することで達成できるが、物理的に尺骨側が外へ振れるため小指無名指は引っ掛ける形になりやすい。注意。


【某日】上下半身を完全に分離して上半身は鳩尾を抜き、下半身は両足とも鉛直を達成する。
振りかぶりで前傾時は重心が下がる感覚があるが、胸の抜きは下っ腹が引き上げられ重心はその位置から下がらない感覚を取る。常に高く保つ。
手裏剣はクポッて感じ。
打ち込みの左手は根元から絞る。右手は人差し指軸で回内しつつ生命線の付け根からやや押し込む成分を入れていく。


【某日】脊柱回旋打ち込みは前側腹斜筋の縮めと後ろ側膝の抜き(&鉛直)と胸の抜きを同時に行う。
骨それ自体は動かない。問題はどの筋肉を使って動かすか。
大腰筋メソッドの直後に50:0の鍛錬。
正中を作り上げる歩法。⇒自由な首。脊柱を軸に左右相互の意識。2軸感。右足が出るとき左腰背部が前額面にて1本の棒を平行に押していくようなイメージ。


【某日】体幹をブラすことなく片足に乗らないように歩法を行うには常に後傾&内側縦アーチにて歩くこと。足の上げは大腰筋を用いる。
1教裏技の1つの方法として反対側の股関節に相手を乗せつつ戻りたくなる相手の補完作業に乗じて裏へ入る。(暴力に近い用法)
3法で肩を上げた状態を作るので沈んだ時は自分の掴まれた腕は耳につく。4法はその肩を上げるという初動+肘の返しをしゃがむことで消していく。
肩を上げないで後方へ肘をスライドしてギリギリのトコでパッと返そうとすると肘が下へ1度下がる。これは動揺。


【某日】諸手取りの呼吸法の基本は小さい3法と4法のエッセンスが圧縮されて詰まっている。肩を上げると肘が中心に寄りコンパクトになる。所作は相手を招き寄せて剣の振りかぶりのように煽るところで使う。
回転投げでくぐりつつ相手の腕を上げる時も同様。
諸手取りの呼吸法で同様に合わせた後の側面へのスライドは、相手を安定させる範囲においてわずかでOK。上手く合えばどこまでもついて来させられる。


【某日】半身を作る際に前足を自然体から大腰筋を能動的に使い形をとる。どの筋肉を使って骨を動かすかということ。その後50:50の確認のためにプレート立ちする際は、膝を前方へ出す感覚に加えて大腰筋+片尻を使う。肛門が閉まっていると感得しやすい。
50:50⇒50:0は股関節で感じるテンションではなくあくまでプレート~内側縦アーチでアジャストする。


【某日】返し突き等片胸を折る動作は小胸筋を抜かないと弊害が出る。加えて骨盤を後傾させないと頭と丹田が離れていくので後傾(縦)も必須。正中はブレない。前後左右。この動作を最速で行った際に足裏等に一切の変化を許してはいけない。50:50のまま。全ての予備動作において。
後ろ突きは体の変更の理(気の流れ)を用い、左胸を割り右胸を折り脊柱回旋にて準備に移行する。50:50の足裏に変化を許さなければ上半身の動作は軽く達成できる。蹴れば上下半身は分離しない。逆に偏りが生じることで力みが発生し緩慢になる。左手が杖を前腕の下へ宛がう動作は肘を背面へ引き手の甲と脇の下の距離をつぶしていく諸手取り呼吸法4法の動作。真ん中の手の方は肩を入れる。


【某日】突き下段返しは柄頭の空間的位置を固定し(後方へ手繰らないように)突き、この残身で内側の50:50を確認。50:0で後ろへ下がりつつ右胸の割れと左胸の折れ+脊柱回旋(左右胸の開閉と脊柱回旋は別々に同時の技術)。この引き落としの形で両内側に50:50であることを確認。踵パタパタできるか?右小胸筋を完全に抜いて左股関節矢状面屈曲で右ストレート。左手は一瞬下を打つ。相互的にストレートの拳が脇の下へ寄るため。前動作において頭骨は背骨の真上に乗っていなければならない。下段返し時左膝は動揺してはいけない。引き落とす際の左手の動作は前腕と手の甲がスパーっと真っすぐになるように生命ヴァリーにて。


【某日】突き上段返しは同様に足裏に変化を許さずに突き、同様に下がるが、頭柄かざす両拳のポジションは肝。頭へはつけない。蹴らずに打ち込みに変化させるので左足(膝)の同様は一切許さないこと。背中に得物を運んでもらいつつ同時に脊柱回旋。さらに蹴らずに撞木の大事で打ち込んでいく。
正面打ち込みはとにかく蹴らない。50:50.ALL脊柱回旋&ヴァリー。顎は引かない。肩の窄めは必須だが浮身で消す。


【某日】連続打ち込みも50:50.脊柱回旋。背中で得物を運ぶ。本来奥足踵を上げると側面へ動きやすいが軸となる股関節に乗って前へ運ぶ攻撃の全動作において小胸筋は抜く。例えば打ち込みと同時だと柄頭が走る。
下がる動きの中で(5の合わせや八相返し等)後ろ足に蹴りを生まずに前足をひいた後、元々と奥足を継ぐ際にポンっと蹴らずに行うには元々の前足が着いた刹那に骨盤を後傾することで達成される。
肩ポコを出すように振りかぶり上肢帯を使わず脇の下を締めるように打ち込む。体は捻らない。剣を細くしていって無くす。腰を上下せず膝の屈伸も使わない。膝の動揺は絶対ダメ。


【某日】浮身の感覚(浮いて(スーッと)から消えていなくなる。頭の位置は不必要に動かさない。胸の割れと閉じをこよなく使う。肩ポコを出したまま下段を止める。(2の組太刀1など)
足首取りは順体で(上半身固定)取る方と逆の肩が遅れないように膝の動揺は無し。接触部の当たりは全部消す。(体の変更も当然)体だけ使って手を柔らかくしていく。
左手を引くのは鞘引きではない。左の腰が引けることで左半身から右半身に変わるときに右足が出ないで左腰が引けること。開いて投げるとき等胸をゾロゾロ(ストーン)と落とす。腰をひねると(主に足)ぶつかる。


【某日】諸手取りの呼吸法などで脊柱回旋で捻らずにいつの間にか転化。蹴りを入れない。なくなる。消すことで拠り所をなくし相手が崩れる。動く前に結果を表現する。軸を崩さない。上下の動きにおいて自分の百会の位置が前後しない。ガチガチになるのではなくまるで停まっているかのように細かく動かしている。
第4法のようにポケットに手を入れるように肘を後ろへ引き1教の肩を作る動作ですら小胸筋を使わず肩甲骨下部を使う。
横面打ちは(5の素振り)半身側の肩を入れつつ脊柱回旋。


【某日】面打ち下段返しは引き落とした際の足の配りが後ろ足寄りだと早くできない。仮に鏡に映した時に全動作を通して百会の位置が左右にぶれない様正中を意識して行じる。
面打ち後ろ突きの運足は右足に蹴りと動揺を生まず左足の着地と骨盤後傾を同時に行うことで継足をスムースに達成させる。左手のヴァリーは意識的に行う。
抜刀は足裏に一切の変化を許さず。居合で言えば全ヴァリエーションにおいて。つまり全動作において常時浮身をかけなければならない。


【某日】打ち込みなどの際に小胸筋を抜くからこそヴァリーが絞れるというイメージ。同様にアナルを締めてる故に鉛直プレートが出来るというイメージ。さらにアナルを締めてから両足を配ることで括約筋の作用で良い足幅になる。
仮定・・・2教において相手の肩が入った状態をキープすることで芯にかかる。
全局面肩甲骨の下側の筋肉をもって動作する。相互して小胸筋を抜く。足指母子外側体感上内側をメインに着地させつつ、そこをガイドに踵重心へ。
打ち込みで「脇を締めていくように」とは肩甲骨下部の筋肉を締めていく動作。


【某日】逆横面後ろ突きは右膝の動揺に気を付ける。
鉛直の意識化においてはこと内膝関節の引っかかり(軋み)に注心しやすいが、浮身をかけつつ蹴りの吸収は大腿の裏で行う。
片手下段返しで脊柱回旋により胸の動きを消す。アフターの打ち下ろしは下段返し同様肩甲骨下部の筋肉群を常に使う。そして右股関節ペコにより打ち下ろすというより最早そこに在るかの如く。全ての動作で小胸筋は抜く。
片手遠間打ちも肩甲骨下部の筋肉群を使いつつ小胸筋は肩甲骨本体を使わず(抜ける)左股間節ペコと脊柱回旋をミックス。
片手八の字返しも足裏無変化にて肩甲骨の下部筋肉群と肩ポコを同時に行う。脊柱回旋は必須で受ける左手は肩ポコで受けつつ再び脊柱回旋で本来左側面へ打ち下ろすのが自然であるも、その上半身の動きをもって左股関節ペコで2の打ちを行う。1の打ちは右胸、2の打ちは左胸小胸筋を抜く。素振りにおいては膝の動揺を許さず、百会の位置をキープする気持ち。


【某日】ソフトボールの要領で肩をストレスなく回す。肩の自然な稼働をストレスなく行うには、体の角度が重要であり肩を自由に動かすために半身がある。
気を付け⇒両手で剣を持ち体の前で水平⇒そのまま前方挙上でそのまま鉄棒にぶら下がっているようになる⇒それ以上肩は後ろへ行かないことを確認する⇒そこが基点⇒剣を縦○○横○直して下半身は半身⇒振り下ろしは腕先行に対し頭は空間的位置を変えず(すれ違うイメージ)股関節から上半身を前傾させていくと⇒両腕は軽く扱える⇒逆に頭と両腕が同時だと剣の扱いが重くなる。




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